あがり症とは一般的に、人前で話す時に緊張してしまい、顔が赤くなったり、動悸を感じたり、冷や汗をかいたり、声や手足が震えたりする症状のことをいいます。

何が原因でこんな症状が起こるのかというと、血液中のノルアドレナリンが関係しているといわれています。
ノルアドレナリンとは神経伝達物質の一つで、覚醒や興奮に関係しており、末梢血管を収縮させ、血圧を上昇させる作用があります。

緊張・不安・恐怖を感じるとノルアドレナリン値が急激に高まり、交感神経を活性化します。
交感神経が刺激されると血圧や心拍数や体温が上昇し、赤面、手足の震え、動悸、発汗といった症状が起こるのです。

緊張や不安を感じた場合は、誰でもノルアドレナリン値が急激に上がりますので、交感神経が刺激されます。
あがり症の人は交感神経が敏感なために、症状が強く出てしまうのです。

つまり、あがり症の原因は、精神的なもので、誰にでも起こりうることです。
他の人よりも敏感に反応してしまうだけで、病気でも何でもありません。

自分があがり症だと感じても、あまり気にする必要はないでしょう。
気になるとしても、努力次第で改善することは可能です。

あがり症だと感じている人は、人前で話すことを苦手としている人や、対人関係に不安を抱いている人が多いようです。
精神面の症状ですので、薬で完治させるというのは難しいです。
精神的に克服することが必要となります。

もしどうしても誰かに相談したいのであれば、精神科または心療内科を受診することをおすすめします。